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カナダ、移民受け入れ加速 移民相「25年以降も年50万人超」

2023年10月08日(日)

ちょっと前の記事なのだけれど,
最近になって,たぶん移民問題も絡んでいるのかもしれないけれど,
インドとカナダの関係に暗雲が立ちこめる.

それを措けば,
人口4000万人か,と思う.けっこう多いようにも思うけれど,
でも,カナダについて知ることは,とても少ない.
フランスとイギリスの代理戦争の地?
アメリカとの関係?

それでも,記事に語られることは,どこかの国にもそのままあてはまりそうかな,
と思う.


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カナダ、移民受け入れ加速 移民相「25年以降も年50万人超」
2023/6/6付日本経済新聞 朝刊

【ニューヨーク=大島有美子】カナダが移民の受け入れを加速する。ショーン・フレーザー移民・難民・市民権大臣が5月末に日本経済新聞の取材に応じ「労働者不足を補うため、今後も大量の移民を受け入れる必要がある」と述べた。医療や住宅など特に人手不足が深刻な産業分野に、移民を重点配置していく考えだ。

カナダは2022年に過去最高となる43万人の移民を新たに受け入れた。政府は25年に移民の受け入れ人数を21年より23%多い年間50万人に増やす計画を掲げる。フレーザー氏は25年以降もこのペースを維持または上回るとの見方を示した。「カナダはより多くの移民を受け入れ続けるだろう」と述べた。

カナダが移民を増やす最大の理由は労働力不足だ。カナダの人口は4000万人弱だが22年4~6月期には人口の2.5%に当たる100万人もの求人が発生した。フレーザー氏は「地域経済とその雇用を守るため、必要な労働者を集めなければいけない」と語った。労働力不足が続けば「税収でまかなう公共サービスの維持にも支障が出る」と懸念する。

人口動態の変化に伴い、必要とされるサービスが変わっていることも焦点だ。高齢化が進めば医療サービスの充実が不可欠となる。医療従事者のほか、住宅建設の人材も不足している。こうした課題解決のため「多くの移民を受け入れ続ける必要がある」。特に小規模な自治体では地元経済を守るために「長期間に及ぶ人材確保が必要」だ。

手は打っている。2022年に移民・難民保護法を改正し、カナダの経済的優先順位に基づき、受け入れる移民の属性を選択する権限を大臣に与えた。フレーザー氏は5月31日、医療、技術、農業、熟練工などで実務経験を持つ移民を重点的に受け入れる手続きを始めたと発表した。
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