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立岩眞也 1960-2023  現代思想 2024年3月臨時増刊号







現代思想
2024年3月臨時増刊号


総特集 立岩眞也 1960-2023

目次

学問と研究に求めること   
8 立岩真也  生を辿り途を探す――身体×社会アーカイブの構築

遡り、探し、辿ること  
  18   栗原彬     はやく、ゆっくりの「唯の生」
     23   山田真     立岩さんの思い出つれづれ
     29   大澤真幸    私たちは同じところをめざしてきた――違う道から
     35   川本隆史    文体の革命と生存の肯定――立岩真也から“もらったもの”
    52   森岡正博    抗して生きる意志としての生存学――立岩真也を追悼する
    57   酒井隆史    立岩真也さんのそう多くはないおもいで
――二〇〇三年-二〇〇七年頃

「正しい」とされることを問うこと
    62   稲葉振一郎   『私的所有論』再読
    79   中倉智徳    私的所有と相互所有
    85   島薗進     困難な生から学ぶいのち尊重の洞察
                  ――立岩真也と日本の生命倫理論
    91   杉田俊介    凌駕不能的自然、あるいは、他者にとってもまた
                  私自身にとっても他者であるような自己
    99   福島智     立岩は、一〇〇年後も読まれる
     106   渡邉琢     立岩さんの「他者論」と自立生活運動の課題
                  ――『私的所有論』を軸に

生の技法から考えること   
  114   岡原正幸    立岩へ、早いじゃないか
                  ――『生の技法』という生の技法を生きる
    120   尾中文哉    立岩真也を「生の技法』で語ることができるのか
    127   島影圭佑    生の技法としてのデザイン、そしてデザインアクティビズムへ

書くこととことばをつくること
    137   小川さやか   立岩文体の感染力――生きて在る運動の基盤として
    144   福嶋聡     立岩真也の、納豆のような文体
    149   やまだようこ  あの一言を語り直す
    152   長見有人    誰の、は本当はたいしたことじゃない
    159   高橋淳     〈私が〉もらったものについて
    165   天畠大輔    お前そんなことで悩んでんじゃねえよ

介助/ケアを行うこと、そして働くこと
    171   岡本晃明    京都の路地――透けゆく声と立岩さん
    179   長谷川唯    人と人の間の日常をつないで生存の方途を照らす
    185   桐原尚之   立岩真也について――京都での一〇年間を振り返る
    192   葛城貞三   志を継いで歩み続けます
    200   土屋葉     家族と愛とケアについて
    206   美馬達哉    ケアから労働をみる――解釈労働論のためのメモ
    213   堀田義太郎   反差別と分配――『私的所有論』第八章によせて

生きて存るを学ぶということ     
    223   大谷いづみ   立岩真也さんと生存学のこと
    229   田島明子    立岩真也先生の文章は残り続ける
    235   勝村久司   「優しすぎた改革者」が変えようとしていたものは何か
――立岩真也氏を偲ぶ
    242   橋口昌治+坂井めぐみ 
ありがとうございました。

フェミニズム/ジェンダーから問われること
    247   安積遊歩    アルコールの魔界にのみこまれ、逝ってしまった君へ
    254   山森亮     忘れられたフェミニズムの歴史のなかのベーシックインカム
    261   村上潔     立岩真也のフェミニズム批判は何に起因していたのか
――初発の段階からの小考
    268   吉野靫     立岩真也がそこにいた

記録と記憶をつなぎ、手渡すこと
274   田中恵美子   立岩真也の仕事
――障害者運動を“つなぎ”、歴史を築く。そして人を“育てる”
281   大野光明    交差と流動
――一九六〇・七〇年代の障害者・病者の運動史/運動論をめぐ
って
289   山本崇記    差別を論じる現代史へ
295   荒井裕樹    運動史の損失――立岩真也のいない世界
301   池田光穂    しんや君との真夜中の対話

ともに生きること、その先を生きること
309   青木慎太朗   情報保障――立岩真也の/と歩んだ途
315   小林一三    楽園づくりの途中で
319   鄭喜慶     日・韓共同で世界障害学大会開催を夢見ていた立岩真也先生
322   伊東香純    アフリカの精神障害者の社会運動を詳しく調べることの意義
328   猪瀬浩平    防波堤のなくなった、生の溢れる世界で立岩真也さんの死を悼む

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