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石油メジャー、絶好調 巨額利益、追加課税も

2023年08月19日(土)

そういえば最近 新聞に ヨーロッパの国で タナボタ利益に課税するとか
そんな記事があった
戦争は みんなを等しく不幸にするわけではなさそうだ と
むかしの戦争も教えていたように思うが
さいきんの戦争も同様なのだろうか

戦争がなければ 武器の製造は廃れていく
この国で 武器の製造が低調なことは 
この国が すくなくとも戦争とは無縁であることの証しなのだろう


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石油メジャー、絶好調 巨額利益、追加課税も
2023年2月11日 5時00分

 原油や天然ガスなどエネルギー価格の値上がりを受け、欧米の石油メジャーが2022年決算で軒並み空前の利益に沸いている。ただ、光熱費の高騰は各国のインフレの素地となり、消費者の生活を苦しめているため、風当たりも強い。特別な課税に動く国もある。

 8日に大手5社の22年12月期決算が出そろった。4社が過去最高の純利益となった。米エクソンモービルが557億ドル(約7・3兆円)、英シェルが423億ドル(約5・6兆円)、米シェブロンは355億ドル(約4・7兆円)でいずれも前年比2倍超。仏トタルは205億ドル(2・7兆円)で同28%増だった。

 純損益が赤字だった英BPも、ロシア事業の撤退に伴う費用などを除いた調整後利益は277億ドル(3・6兆円)で、英メディアは過去最高益と報じた。

 原油価格は昨年、コロナ後の経済回復による需要増と、ウクライナ危機を背景に高騰した。国際指標の米国産WTI原油の先物価格は3月に一時、130ドルを超えて13年8カ月ぶりの高値をつけた。

 米エクソンモービルのダレン・ウッズ最高経営責任者(CEO)は決算会見で、「好調な市場の恩恵を受けていることは明らか」とする一方、「(エネルギー需要の減った)パンデミックから今日まで、投資を続けてきた」と投資努力の成果だと強調した。

 石油各社は利益を株主に還元している。目を引くのが大規模な自社株買いだ。シェブロンは750億ドル(9・8兆円)の実施方針を発表した。エクソンモービルも昨年12月に3年間で500億ドル(約6・5兆円)分を実施する計画を発表していた。

 だが、インフレに苦しむ生活者が多いなかで、反発も強い。バイデン米大統領は、自社株買いより設備投資にお金を使い、増産で原油価格の低下に取り組むよう繰り返し訴えている。

 エネルギー価格の抑制に税金を投入している欧州各国では、石油会社の「超過利益」に一時的に課税する動きが広がる。ロイター通信によると、過去の平均を超える一定の利益に、数十%を追加課税する仕組みが多い。(ニューヨーク=真海喬生 ロンドン=和気真也)

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