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独首相「反ユダヤと戦う」 ナチスによる迫害「水晶の夜」85年

2024年04月21日(日)

ドイツの首相は,現在,社民党の党首だったか.
前任者の方がよほどリベラルにも見えそうな,
まぁ,こちらの不勉強がありそうなので,そう見えるだけかもしれないが.
でも,彼女は,東ドイツの出身だったな,と思い返す.

それで,反ユダヤと戦う,という.
シオニズムをについて,どう考えるか,
これもこちらの不勉強だけれど,
たとえばアーレントは,シオニズムから距離を取っていったのではなかったか.

そういえば,ピューリタンの中でもとりわけピュアな人たちがアメリカ大陸に渡ったとか読んだことがあったなと思い出す.
なんの,どこがピュアなんだったか……,
で,ピュアであることって,なに?

アメリカにおける「福音派」が強固はイスラエル支持だとか.
ただ,福音派?……とちょっと不勉強が心配になる.

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独首相「反ユダヤと戦う」 ナチスによる迫害「水晶の夜」85年
2023年11月10日 16時30分

「水晶の夜」から85年となる9日、ベルリンでの式典であいさつをするドイツのショルツ首相。代表撮影=AP

 ナチス・ドイツによるユダヤ人の本格的な迫害の転機になったとされる事件「水晶の夜」から85年になる9日、ドイツ各地で追悼式典が開かれた。イスラエルとイスラム組織ハマスの軍事衝突を受け、ドイツでは反ユダヤ主義の増加が懸念されている。ベルリンのシナゴーグ(ユダヤ教の礼拝所)での式典に参加したショルツ首相は「あらゆる形の反ユダヤ主義と戦う」と述べ、取り締まりを強めていく姿勢を示した。

 1938年11月9日から10日にかけ、ナチスの扇動で全国のユダヤ人の商店やシナゴーグが焼き打ちにされ、多くのユダヤ人が殺害された。破壊された家々のガラスの破片が月明かりに輝いたことから「水晶の夜」と呼ばれた。その後、最終的に約600万人が犠牲になったとされる、ナチスによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)へと反ユダヤ主義が加速していった。

 ショルツ氏は「ユダヤ人は何世紀にもわたって疎外されてきた。(ホロコーストで)文明が侵害された後、(戦後の)民主的なドイツにおいてでさえ繰り返されてきている」と指摘。10月7日にハマスがイスラエルを攻撃して以降、国内での反ユダヤ主義の動きに「憤慨し、深く恥じている」と述べた。

 さらにこのシナゴーグ前の路上にも火炎瓶が投げ入れられたことなどに触れて、「何かがおかしくなってしまった」とも言及。反ユダヤ主義を許さないとして、反ユダヤ主義を扇動するなどの行為を厳しく取り締まっていく考えを強調した。

 独公共放送ARDの報道によると、10月7日以降、連邦刑事庁が反ユダヤ主義の犯罪とみなす器物損壊事案が少なくとも80件起きているという。(ベルリン=寺西和男)
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