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米、ウクライナにクラスター弾供与 英やスペイン反対 侵攻500日 バイデン氏「難しい決断」

2023年07月09日(日)


Wikipediaで確認する――
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クラスター弾に関する条約

クラスター弾に関する条約
通称・略称 オスロ条約
クラスター爆弾禁止条約
署名 2008年12月3日
署名場所 オスロ
発効 2010年8月1日[1]
寄託者 国際連合事務総長
文献情報 平成22年7月9日官報号外第145号条約第5号
言語 アラビア語、中国語、英語、フランス語、ロシア語、スペイン語
主な内容 クラスター弾の定義と禁止
条文リンク 条文正訳 (PDF)


クラスター弾に関する条約(クラスターだんにかんするじょうやく、英: Convention on Cluster Munitions)は、クラスター弾の使用や保有、製造を全面的に禁止する条約。

概要
クラスター爆弾禁止条約あるいはオスロ条約とも呼ばれ、2008年12月、オスロにて署名のため開放された。

各国の批准手続きを経て、2010年2月に30カ国が批准し、規定の日数後(6ヶ月後の初日)の2010年8月1日に発効した。

クラスター弾の人道上の懸念に対処するための包括的な条約で、初めてクラスター弾の国際的な定義とその禁止が定められた。

有志国やNGOが主導して制定された兵器禁止の条約としては対人地雷禁止条約に続き世界で2例目。
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原爆の使用も躊躇しない国だもんな……と,ちょっと嫌味なことをいいたくなるような.
ちゃんとした出典を確かめなかったけれど,以前,朝鮮戦争にかんする本だったか,
マッカーサーが原爆の仕様を検討していたと言われる.

アメリカの優秀な頭脳は,効率的な「敵」の抹殺のための武器を考えてきたのだろう.
ナパーム弾などを開発しては,列島の国に投下し,
インドシナの半島の緑の森に大量に投下していた.
……などと思いを巡らせてみる.
アメリカは,条約を批准していないとか.



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米、ウクライナにクラスター弾供与 英やスペイン反対 侵攻500日 バイデン氏「難しい決断」
2023/7/9付日本経済新聞 朝刊
【ワシントン=中村亮】バイデン米政権が殺傷性の高いクラスター(集束)弾をウクライナに供与する立場に転じた。非人道的な兵器との批判に配慮してきたが、弾薬不足を補うため「禁じ手」に踏み込む。一方、英国やスペインはクラスター弾に異議を唱えるなど、西側の結束にほころびが生じている。

米政府は7日、ウクライナに8億ドル(約1150億円)分の武器を追加供与すると発表、一部にクラスター弾を盛った。侵攻後、米がクラスター弾を供与するのは初めて。

バイデン大統領は7日、CNNテレビでクラスター弾の供与について「とても難しい決断だった」と語った。「同盟国や議会の友人と話し合った」と強調し、供与を決めるまで時間をかけたと説明した。

ウクライナのゼレンスキー大統領は7日「タイムリーで広範囲に及ぶ待望の支援だ」とツイッターに投稿し、米の支援を歓迎した。

一方、スナク英首相は8日、クラスター弾供与に関し「英国は製造や使用を禁止し、その使用をやめさせる条約に加盟している」と記者団に述べ、立場の違いを明確にした。

クラスター弾は1つの「親爆弾」の中に数十から数百の「子爆弾」を内蔵する構造だ。空中で親爆弾から子爆弾を広範囲に放出する。一部が不発弾として残り、市民に被害を与える恐れがある。

クラスター弾の使用や製造を禁じるオスロ条約には日本やフランス、ドイツ、イタリアなど100カ国以上が参加するが、米やロシア、ウクライナは加盟していない。ロイター通信によると、スペインのロブレス国防相も8日「クラスター弾はノーだ」と述べた。

バイデン氏は11、12日にリトアニアで開く北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席する。クラスター弾供与も議論になるとみられる。ロシアによるウクライナ侵攻開始から8日で500日となったが反攻は想定より進んでいない。
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